SNSで知り合い暗号資産購入 「私の1100万円はどこに…」 サイトはアクセス不能に (21/11/11 20:10)

SNSで知り合い暗号資産購入 「私の1100万円はどこに…」 サイトはアクセス不能に (21/11/11 20:10)

サガテレビ

後を絶たないSNSを通じた詐欺事件。先日も佐賀県内でSNSをきっかけとした詐欺事件が起き、多額の現金がだまし取られ、警察が注意を呼び掛けています。自分も詐欺の被害に遭っているかもしれないと悩む男性を取材しました。

【男性】「あれ?いつの間にか「PageNotFound(ページが見つからない状態)」になっている。ここで僕の暗証番号を聞いてくるんですけど。ここで入っていかないです」

一向に後を絶たないSNSを使った詐欺被害。今月5日、県内でSNSをきっかけとして起きた詐欺事件が発覚しました。この事件は今年8月、マッチングアプリで日本に住む女性をかたった人物に佐賀市の30代の男性が騙され、あわせておよそ650万円相当のいわゆる仮想通貨・暗号資産を購入。その後、男性が取り引きをやめようとしたところ、やり取りしていた相手と連絡が取れなくなり、暗号資産のサイトも閉鎖されたことから詐欺に気づきました。

今回、この事件とは別に自分が詐欺の被害に遭っているかもしれないと悩んでいる男性を取材しました。

県内に住む自営業の60代男性です。SNSに送られてきたメッセージ。【男性】「向こうから友達依頼みたいなのが来る。それでたまたまボタンを押して、知り合った」去年、男性はSNSで日本に住む女性と名乗る人物と知り合いました。相手とは実際に会ったことはないものの、紹介された海外のサイトで暗号資産の取り引きを始め、これまでに合わせておよそ400万円を投資しました。

【男性】「4万円で大体倍ぐらい儲かったので、倍儲かるんだったらということで50万入れたりして。50万だったのが100万近く上がったりしたから、じゃあもっとつぎ込もうで増やしていって、最終的には1100万までなったんですよ」つぎ込んだ現金数百万円がみるみるうちに、1100万円分の暗号資産に。男性はこの1100万分の暗号資産を換金しようとしたところ、サイトを運営する取引業者から所得税として10パーセント、およそ110万円を支払うよう要求されました。男性はこれに従って、親戚から金を借りておよそ110万円を支払いましたが、取引業者からはさらに要求が来たといいます。

【SNSの画面】「プラットフォームはニュージランドの取引所なので、外国人投資税を10パーセント支払う必要があります」男性は手元に金がなかったため、そのことを伝えたところ予想外の返事が届きました。【SNSの画面】「友達になんとかしてもらって回りましょう。外国人住民の投資税が処理された後、資金が入金されるのが早いので、その時に友達に返せばいいです」男性は不審に思い、警察に相談。警察からは詐欺なので金を支払うのをやめるよう言われたといいます。

最後に警察に相談してから2週間ほどが経ち、およそ1100万円分の暗号資産がどうなっているのか。取材中に男性が確認しようとしたところ、驚きの事態に・・・【男性】「あれ?いつの間にか「PageNotFound(ページが見つからない状態)」になっている。ここで僕の暗証番号を聞いてくるんですけど。ここで入っていかないです」2週間前にログインできたというサイトからはログインするためのページが消えていました。

男性は紹介した相手や今も1100万円分の暗号資産が存在すると信じたいとしながらも、半ば諦めていると言います。【男性】「半分諦めてますね。今まで払って入ってこなかったから、この25万もね…ダメになったら馬鹿みたいだなというのがある」男性は業者から海外送金の税金などとして、さらに25万円を支払うよう要求されているということですが、金は支払わず、様子を見るとしています。

この件について、県警は「個別の案件については答えられない」としていますが・・・。県警は基本的にSNSやアプリを通じて知り合った相手から、現金や暗号資産を要求されたときは詐欺を疑い、警察に相談するよう呼び掛けています。

今回、男性が取引しているという海外の取引業者は金融庁に登録されていなかったということです。金融庁は無登録の海外の業者は実態などの把握が難しく、仮にトラブルが生じたとしても調べることは極めて難しいとして、取り引きをしないよう呼び掛けています。

動画はこちら→ https://youtu.be/_YUFbOMOoig

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